2024年11月17日にK16クラスヨット 60周年記念祝賀会が開催されました!
今回のパーティは、K16クラスらしい「自分たちが楽しむ」というコンセプトを基に企画され、アットホームな雰囲気の中、笑顔あふれるひとときとなりました。皆様の温かいご協力とご参加があってこその成功だったと感じております。
歴史に刻まれたK16クラスの軌跡
K16クラスは、日本のヨットデザイナーの草分け的存在である故・熊沢時寛氏が設計し、横浜の岡本造船所で誕生した名艇です。このヨットは高い性能と優れたデザインで多くのセーラーから愛され、日本のヨット史に輝かしい足跡を残しています。
また、K16クラス全日本選手権は、新型コロナウイルスの影響があった期間でも休むことなく毎年開催され、今年ついに第60回目を迎えました。これまでペアの年齢合計で40歳代の若手から140歳代のベテランセーラーまで幅広い世代が参加し、多くのドラマを生んできました。
これからもK16クラスの仲間たちとともに、この伝統あるヨットを大切に守り、次世代へつないでいきたいと思います。今後とも変わらぬご支援とご愛顧をよろしくお願いいたします。
祝賀会のハイライト
祝賀会では、以下のようなプログラムが進行しました。
• 開会の辞と会長挨拶
K16クラス協会の林幹雄会長からは、K16クラスへの深い愛と、未来への期待が語られました。
• 来賓祝辞
神奈川県セーリング連盟名誉会長であり江の島ヨットクラブ会長でもある貝道和昭氏が登壇。「日本製のK16を大切に守り続け、70周年、80周年も共に祝いたい」という熱いメッセージが伝えられました。
• 全日本選手権表彰式
第60回全日本選手権に出場した選手たちが表彰され、それぞれの健闘に拍手が送られました。選手たちの姿は、このヨットが次世代に継承されている証でもあります。
以下は、表彰式で各チーム毎に写真を掲載した際のコメント例です。レース結果を基に、それぞれのチームの特徴や成果を簡潔に記載しています。
1位:1087 藤井義久・重山直輝チーム(青学OB/KSC)
「堂々の総合優勝を飾った藤井・重山ペア。安定したスキルと戦略で全5レース中2回の1位を獲得し、見事なパフォーマンスを見せました。」
2位:1131 国分良志・足立晴菜チーム(KSC・早稲田M)
「鋭い読みと堅実なセーリングで総合2位を獲得。最後のレースでの1位フィニッシュが、このチームの実力を証明しました。」
3位:1152 坪井遥樹・三井航太チーム(早稲田M)
「早稲田大学の若き実力派ペア。レース中盤の粘り強い走りが光り、見事に総合3位の栄冠に輝きました。」
4位:1140 小山田朋樹・井坂なつ子チーム(KSC)
「安定した成績で総合4位に。5レースを通じて常に上位をキープし、チームワークの良さが際立ちました。」
5位:1135 山崎宜明・吉田重樹 / 池野昂貴・尾中浩一チーム(神奈川県庁)
「第3レースと第4レースで見せた粘りの走りが印象的。ベテランらしい冷静な戦略が総合5位につながりました。」
6位:1132 海上多門・本間淳 / 佐々木厚・柴崎俊一郎チーム(USC)
「4人のメンバーで挑んだUSCチーム。強風の中でのレース展開が素晴らしく、上位6位にランクインしました。」
7位:1137 森田晃成・荒木應介チーム(早稲田M)
「最後のレースでの見事な1位フィニッシュが印象に残るペア。若いエネルギーと果敢な挑戦が光りました。」
8位:1022 木村恒太郎・吉村稜大チーム(早大OB)
「総合8位に輝いた早大OBチーム。経験豊富な走りで、安定した結果を残しました。」
9位:1145 梅村宜史・酒井登哉チーム(KSC・青学S)
「後半に見せた追い上げが印象的なペア。最後まで諦めない姿勢が多くの観客を魅了しました。」
10位:1051 石原稜真・中川多美チーム(早稲田M)
「果敢なチャレンジ精神で臨んだ早稲田Mチーム。強風下でも安定したパフォーマンスを見せました。」
11位:1141 湊温媛・加藤吾日朗チーム(青学S)
「挑戦する心で5レースを完走した青学Sペア。仲間たちとともに努力を重ねた結果がここにあります。」
12位:1133 芳賀亘峻・平澤華奈子チーム(青学OB)
「全レースにおいて果敢に挑み続けた青学OBチーム。今後の成長に期待が寄せられる若いエネルギーを感じました。」
• 懐かしの映像上映と歓談
会場ではK16クラスの歴史を振り返るDVDが上映され、参加者同士の交流も活発に行われました。
• 閉会の辞と記念撮影
最後に、熊沢厚氏からお開きの挨拶があり、その後全員で記念撮影。笑顔あふれる場面が印象的でした。
未来に向けて
K16クラスは、時代を超えて愛されるヨットとして、多くの人々の心に刻まれています。この60周年を節目に、さらに新たな世代へと受け継がれ、次の70年、80年へと輝きを増していくことでしょう。
ご参加いただいた皆様、そしてこれまでK16クラスを支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。この特別な日が、また新たな歴史のスタートとなることを願っています。
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