2025年10月 K16クラス第61回全日本選手権 2025 江ノ島大会レポート

 2025年10月11日(土)〜12日(日)の2日間、江ノ島ヨットハーバー沖A海面を舞台に「第61回 K16クラス全日本選手権」が開幕しました。強風を得意とする1138が序盤を制するかと思われた展開。しかし風向変化と戦略が交錯する中、最終的に中風に強い1133が逆転優勝を飾るという、ドラマあふれる2日間となりました。



🌿 環境にやさしい大会運営
今年も環境キャンペーンとして「マイボトル持参活動」を実施。
集合時には多くの選手がマイボトルを手にし、環境に配慮した大会運営が行われました。


集合・開会式でのマイボトル持参風景


#残したいのはきれいな海


⛵ 出艇予定艇(全12艇)
各チームが整然と準備を進め、ハーバー内には活気があふれました。

出艇予定の各チーム



⚓ 運営体制

レース本部・運営船・ジャッジの皆さんによる万全のサポート体制で大会が進行されました。




🌧️ 1日目(10月11日)
天候:雨 風向:北 風速:4.7〜8.9m/s
冷たい北風と雨が降る中、1〜3レースが実施されました。
強風を得意とする**1138(坪井・三井チーム)**が、1レース・2レースを連続トップフィニッシュ。安定した走りで序盤をリードしました。



🌤️ 2日目(10月12日)
天候:曇り時々晴れ 風向:東〜南 風速:1.4〜6.0m/s
この日は、風向が東から南へと大きく変化。
4レース終了後に行われたレースは風向変化のため無効となり、再度5レースが実施されました。
中風に強い**1133(藤井・重山チーム)**が、3レース以降連続で1位を獲得。
見事逆転し、総合優勝を飾りました。




🥇 最終成績(全艇)
  • 1位は藤井義久・重山直輝ペア(青学OB)で、合計点は6点
  • 2位は坪井遥樹・三井航太ペア(早大M)で、合計点は8点
  • 3位は小山田朋樹・徐健泰・久松正音ペア(KSC)で、合計点は13点
  • 4位は国分良志・木村碧ペア(KSC)で、合計点は17点
  • 5位は木村恒太朗・松尾俊輝ペア(早大M OB)で、合計点は22点
  • 6位は中川多美・荒木應介ペア(早大M)で、合計点は24点
  • 7位は梅村宜史・池田帆ノ美・吉田夏乃ペア(KSC/青学S)で、合計点は27点
  • 8位は丸橋力・矢野豪志・廣瀬ももペア(青学S)で、合計点は31点
  • 9位は小松博子・池野昂貴・海上多門・吉田重樹ペア(県庁/USC)で、合計点は32点
  • 10位は小原悠太郎・藤原美希ペア(早大M)で、合計点は33点
  • 11位は鈴木漣史朗・足立晴菜ペア(早大M)で、合計点は36点
  • 12位は加藤吾日朗・仲田季市・島田漣ペア(青学S)で、合計点は46点












💬 総評

風向の変化、レースのやり直しなど、自然との駆け引きが随所に見られた今回の全日本。

勝敗を分けたのは対応力と集中力でした。強風に挑む1138チームの勢い、中風を制した1133チームの戦略、そして最後まで諦めない各艇の走りが印象的な大会となりました。












参加選手、運営の皆さま、そして応援してくださったすべての方に感謝いたします。

来年のK16全日本で、また江ノ島の海でお会いしましょう!🌊





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