2023年10月7日K16クラス全日本選手権：第3レースでの激しいデットヒート

 10月7日、江ノ島沖A海面で行われたK16クラス全日本選手権の第3レースを振り返りましょう。この日の天候は晴れで、風向きは北北東から変わることなく北北東を保ち、風速はレース前に吹いていた風が次第に4m/sに落ち、途中で3m/sまで減少し、微風の中でのレースとなりました。コースはトライアングル（上→サイド→下）とソーセージ（上→下）を2回の旧オリンピックコースで行われました。

12艇の参加が予定されていましたが、1145KSCチームが艇のトラブルにより初日にリタイアし、11艇でのレースがスタートしました。

この動画では、前半の上マークからサイドマークへのレースに焦点が当てられました。軽風微風の中でも、1133味の素チーム（菅野、野呂）が圧倒的な速さで走り、1140KSCチーム（小山田、吉村）が追い上げていく様子が捉えられました。その直後には1135神奈川県庁チーム（山崎、池野）も激しいデットレースに参加し、競り合いました。

下マークでは1133がトップで回航し、1140に続き1135が接戦で回航しました。その後、1131KSCチーム（国分、鈴木）、1022青学OBセーリングチーム（重山、松尾）、1152早大マリン（坪井、三井）が下マークを回航しました。

2回目の下マークでは、相変わらず1133と1140のトップ争いが続いており、2番グループでは1135、1131、1022、1151早大マリン（今野、小島）が接戦を繰り広げました。

最終結果は、1133味の素チーム（菅野、野呂）が1位となり、1140KSCチーム（小山田、吉村）は2位となりました。3位には1131KSC（国分、鈴木）、4位には1135神奈川県庁チーム（山崎、池野）、5位には1022青学OBセーリングチーム（重山、松尾）、6位は1141青学セーリングチーム（丸橋、加藤）、7位は1132USCチーム（佐々木、海上）、8位は1152早大マリンチーム（坪井、三井）、9位は1087青学OBセーリングチーム（島田、酒井）、10位は1137早大マリンチーム（石原、荒木）となりました。

この日の競技は微風の中での熾烈な競り合いが続き、選手たちの腕と戦略が試されました。特に1133味の素チームの速さと安定感が際立ち、彼らの活躍が印象的でした。次回のレースも楽しみですね。