2023年10月7日 第59回K16クラス全日本選手権大会1レース結果レポート

以下は、107日に江ノ島沖A海面で行われたK16クラス全日本選手権の第1レースの詳細なレポートと動画です。


天候は晴れており、風向きは北北東、風速は4m/sから5m/sで、理想的なレースコンディションでの第1レースが行われました。コースはトライアングル(上サイド下)とソーセージ(上下)を2回の旧オリンピックコースで構成されていました。


参加した12艇の中で、1145KSCチームは艇のトラブルにより初日にリタイアしました。また、1132USCチームと1137早大マリンチームは第1レースに間に合わずDNSDon’t Start)となり、9艇でのレースがスタートしました。





最初の下マークでは、1133味の素チーム(一昨年と昨年の総合優勝チーム)と1140KSCチームの間で接戦が繰り広げられました。しかし、1140KSCチームはスピン収納のトラブルに見舞われ、1133味の素チームがトップを走行しました。

その後、1022青学セーリングOBチームと1141青学セーリングチームも下マーク前で接戦を繰り広げましたが、1141青学セーリングチームもスピントラブルに見舞われ、1051早大マリンチームと1131KSCチームに抜かれ、5位で下マークを回航しました。



さらに、1152早大マリンチームと1087青学OBセーリングチームも下マークを回航する際に接戦が展開されました。これらの艇の差はほとんど無く、上マークでは113311311051114110225艇がスピンを上げて競いました。


しかし、2回目の下マークでは、優勝候補の1133味の素チームが他の艇を引き離し、トップで回航しました。その後を追うように1022青学OBセーリングチームが1133味の素チームを追いかけて2位で下マークを回航しています。その後に1140KSCチームと1051早大マリンチームが回航し、1141青学セーリングチームが必死で追いかけています。1087青学OBセーリングチームと1152早大マリンチームも下マークを回航しました。 

3回目の上マークを回ったところで、再び1133味の素チームと1140KSCチームが下マークへのデットヒートとなりました。1133は対称スピンを搭載しており、1140は非対称スピンを搭載していたため、ルートが異なりました。結果的に、1133味の素チーム(菅野、野呂)が1位でゴールし、1140KSCチーム(小山田、吉村)は2位となりました。

3位は1022青学OBセーリングチーム(重山、松尾)、4位は1051早大マリンチーム(今野、小島)、5位は1141青学セーリングチーム(丸橋、加藤)、6位は1135神奈川県庁(山崎、尾中)、7位は1087青学OBセーリングチーム(島田、酒井)、8位は1152早大マリンチーム(坪井、三井)、9位は1131KSCチーム(国分、鈴木)となりました。





この第1レースでは、多くのドラマが繰り広げられ、激しい競争が展開されました。1133味の素チーム(一昨年と昨年の総合優勝チーム)の3連覇も含め、興奮と感動が詰まった一戦でした。今後のレースも注目ですね。







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