K16クラス 第54回全日本選手権大会 レース報告(その4)

[第2目]
第2日目(1014日(日))は、朝方は昨日以上の風が吹いていたが、風が南へ回るとともに、次第に風が弱くなった。

[第3レース](第2日目)
第3レースは、昨日と同じく、風向(0°)で下→上800mのコースを設定し、短いコースの「コース2」(直線距離で約3,530m)で11:25にスタートした。風はスタート当初は昨日程度の強風だったが、ブローは少なかった。レース後半はやや落ちて順風になった。昨日の経験もあり、昨日ほどには沈艇が発生しなかった。

トップに立ったのは、1132号艇。昨日と同じくスピンネーカーは上げなかったが、下りのコースでもスピンネーカーを張った艇と遜色のないセーリングを行い、2位と3分以上の差をつけてフィニッシュした。2位には、この風でのセーリングを会得してきた青学現役の1087号艇、3位は1135号艇、4位は1137号艇、5位は青学現役の1022号艇であった。現役の学生は、昨日のレースが良い練習となったようで、順位を上げてきた。

1140号艇は、レース中にジブリーダーが破損してリタイアし、以後のレースには出艇できなかった。また神奈川県庁の1151号艇は、スタートに間に合わなかった。

 昨日に続いて惜しかったのは、1145号艇。第3マーク(下マーク)では1132号艇に続いて2位で回航し、2位をキープしてフィニッシングラインまで来たが、流し込みのフィニッシュのところ、リミットマークを回ってしまったため、コースを修正しようとしたが、風下に流され、沈をし、結局タイムリミットに間に合わなかった。

トップ艇のスタートからフィニッシュまでは29分、7位の1133号艇はトップの8分後にフィニッシュした。 




記 レース委員長:入谷和彦

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