第2回K16クラスえぼし岩回航レース&BBQ

 遠くに入道雲をのぞむ真夏の青空のもと、昨年から始まったK16クラスの真夏のイベント「えぼし岩回航レース&BBQ」が8月19日に開催された。


真夏のこの時期にセーリングとBBQを楽しむためのイベントで、レースコースは江の島ヨットハーバーのさざえ島前にスタートおよびフィニッシングラインを設定し、定置網や他のレース海面を避けるために江の島の南に設定したガイドマークを回り、えぼし岩をクロック回航して戻ってくる往復約15kmのコースである。

他のレースとの関連で10:30にスタート。
風の弱さが心配されたが、レース艇が江の島沖に出るころにはやや風が吹き始め、レース艇はアビームでスピンネーカーを張って、快適なセーリングでえぼし岩に向かった。


えぼし岩は北側に岩礁があり干潮も近かったため、やや大回りで回航し、帰りはクローズホールドの角度でのセーリングとなった。
トップ艇はくろしおヨットクラブの1050森野艇で、2時間弱でフィニッシュした。


2位には、江の島のベテランで、当イベントの発案者でもある1051神出艇が僅差でフィニッシュした。

実は、昨年の第1回も1位は1050号艇(今回とは乗員が異なる)、2位は1051号艇であった。
1050号艇はスキッパーが大阪から、クルーが仙台から駆けつけての出艇であったが見事に優勝を果たした。
1050号艇のトップがどこまで続くか、来年も楽しみである。
急遽出艇が決まったために15分以上遅れてスタートした味の素ヨットクラブの1033江原艇もタイムリミット内にえぼし岩を回航し、全艇が無事に回航してフィニッシュした。
KSCのベテラン藤井氏はシングルハンドでスピンネーカーをあげるRS100級でオープン参加して上位に食い込み、艇性能の素晴らしさをアピールした。


またK16キャビン艇のC585号艇も杉山氏とオーナーの福山親子等が乗り込んで参加し賑やかなレースとなった。

14時からは今回のイベントのもう一つのお楽しみであるBBQが、江の島ヨットハーバー2階のテラスでゲストも含めて40名以上が参加して盛大に行われた。
県連副会長の林さんにプレゼンテータをお願いして表彰式も行われ、真夏のシーズンを満喫した一日であった。
レポートおよび成績表
写真集

レースレポート 入谷和彦




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